現在の就職戦線は、バブル期に近づく勢いで学生が優位な超売り手市場となっています。採用意欲の高い企業は例年よりも戦略を強化して採用を進めています。この超売り手市場の背景にあるのは、景気の上向きを見越しての事業拡大や人口減少社会といった理由から起こる人材不足を解消するための採用ニーズの高まり。採用予定者数が多い企業はそれに比例して人員確保が難しくなり、採用競争の激化で新卒者の獲得が難しくなるので、あの手この手で新卒者の関心を引くような工夫をしています。
新卒だけではなく中途採用に意欲的な企業も増えています。経験を積んだ即戦力は人手不足を補うために欠かせない存在だからです。厚生労働省が発表する一般職業紹介状況を見ても、有効求人倍率はリーマンショックの翌年の平成21年から右肩上がりで、景気の動きに合わせて企業の採用ニーズも増えています。また就活がスタートする時期は退職や異動による人材減を補てんする動きが活発になり、転職希望者にとってもいいタイミング。よりいい働き方にシフトするチャンスをつかみやすいと言っていいのではないでしょうか。
ただ、採用が活性化しているからといって転職成功率が上がるわけではありません。勇み足で離職してしまうのはリスクがあるため、世の中の動きに踊らされることなく自分のペースを貫くのも転職には大切なこと。客観的に自分を見つめながら行動に移していくことが成功へのカギです。
常に求人が多いといわれている看護師であってもそれは変わりません。自分の理想の転職活動が出来るようなサービスを利用するといいでしょう。看護師の転職を支援するナースエクスプレスでは、「専門性の高い病院で働きたい」「家庭と仕事を両立したい」などのさまざまな希望に合った求人が検索できます。応募、面接から内定後までしっかりと業界に精通したコンサルタントがフォローしてくれるので安心して転職活動に望めます。
転職活動の途中で心が折れてしまい、内定をもらえたからというだけで入社したものの後悔している。そんな人も転職経験者の中にはいるようです。そうなるとまた転職活動をしなければいけなくなり、体力的にも精神的にも苦痛でしょう。そうならないためには自分の軸を大切にし、いろんなサービスを利用しながら転職活動を行うのがベストです。